いじめられても学校に行っていてよかった話 〜不登校のPDCA〜
ピアサポーター 金子祐也
今日は私がどんなにいじめられても、不登校にならずに学校に行き続けた話をしたいと思います。
私は中高といじめられていました。ここでは言い表せないようないじめを受けていました。
しかし、ひどいいじめを受けてもいじめを原因で学校を休むことは一度もありませんでした。
親に心配をかけてしまうという思いから、親にも相談しませんでした。
どのようにしていたかというと、家に帰ってからいじめられたことに対して
①どうしていじめられてしまったかの振り返りを行い
②次の日にどのようなアクションを取ればいじめられないかを考え
③練習して、実践する、を繰り返していました。

每日每日こうしたらいじめられないのではと考え、対策を練ることで先を見通す事ができ、学校へ行くという自信に繋がりました。
そして学校へ行く事に希望が持てました。
今考えるとPDCAを回していたのです。
PDCAとはPDCAサイクルの事でPlan(計画)、Do(実行)、Check(振り返り)、Action(対策、実行)のプロセスで業務などの見通しを立てて改善を行うビジネス用語です。
私は起きた事に対して振り返りを行い、計画の再調整を行い実践することを、ひたすら繰り返す事を中高で行っていたのです。
それにより社会に出てからもそれが習慣化しています。
今、学校は無理しなくてもいい、頑張らなくてもいい、という時代の流れですが、私の場合、行っていてよかったと思っています。
どんなことがあってもねばり強く通えたことが今の自信に繋がっています。
継続できるという自分への信頼に繋がっています。
当然、PDCAが全てではありません。
あくまで私の話なので学校に行かないことを否定しているわけではありません。
私は、どんなことがあっても学校に行き続けたことで自信になったということです。