おかしいと気づいてもらいたい!子どもの視点 発達障害の二次障害の予防
ピアサポーター 金子祐也
私は小学校から自分はおかしいと思っていました。しかし当時は発達障がいという言葉もまだ浸透していなく、精神疾患の知識も先生たちは持っていませんでした。
少し変わった子
遠足にいっても一人で行動して誰よりも大きいランチョンマットでご飯を食べたり、みんなと共同で作る郵便局の工作も一人でおこなっていました。

特技を発表する発表会では少女アニメの歌を全校生徒の前で歌ったりしていました!
しかしながら先生は不思議がらず何も対応をしてくれませんでした。当然親からもなにも不思議がられなかったです。
今思うとおかしいと気づいてもらいたかったのだと思います。そして親からもおかしいと気づいてほしかったと思っていました。
もし皆さまのお子さんが、少しでもおかしなサインを出していたら、どうか声かけをしてください。
気づいてほしいその気持ち
あくまで私の場合ですが、気付いてほしかったのです。

私の両親はそれから30年経った今でも、病気の事を十分には理解してくれません。本音を言えば理解してもらいたいと今でも思っています。
自分の子どもが障がいを持っていることを受け入れたくないというの気持ちはわかりますが、健常者と同等に扱われても、努力でなんとかなるものではありません。
まずは気づいて受け入れることで、場合によっては軽度なうちに何か対策が出来るかもしれません。
支援級でいくか、普通級でいくか問題にも繋がるかもしれませんが、本人が二次障害を発症ぜずにすくすく成長する方法を、本人も含め、みんなで考ることができたらと思います。