成功体験を振り返ってポジティブに
ピアサポーター 金子祐也
自分を信じられなかった過去
私は、もともと何をするにも不安で、人に褒められた経験が少ないため、自信を持つことができませんでした。
例えば、大学受験に合格しても親からは「運がよかっただけだ」と言われたり、大学院に受かった時も特に何も言われませんでした。
そのためか、友人などから時々褒められることがあっても、内心「大したことない」「お世辞なんだろう」と考えてしまいます。
自分自身を信じることができないことが多かったです。
「自分はまだまだ」という気持ちは、妥協をしないという意味ではプラスになりますが、どこまで行っても妥協ができないとなると、不安が絶え間なく続き、ネガティブな感情が顔を出してくるのです。
学生時代や社会人になっても怒られることが多く、自分に対するネガティブな思い(躁を除いて)は続いていました。
小さな成功体験を積み重ねる
しかし、今はナチュラルな状態でも物事をなるべくポジティブに捉えるようにしています。
ネガティブよりポジティブの方が生きやすいですかね。
私が実践しているのが、どんなに小さな成功体験でも自分を褒めてあげることです。
「よくやった俺」「よく頑張った自分」
そんなの当たり前じゃん、知っているよと言われるかもしれませんが、ネガティブにハマっていると意外と忘れてしまっています。
ここで改めて自分の状態を見つめて、ネガティブなら、過去の少しでもできたこと、成功体験を思い出して、自分で自分を褒めるといいと思います。
どんなに些細な事でも自分を評価することは、まわりからの評価を上回ることがあります。
生活しているとついついネガティブな思いが溢れ出てしまうことがありますが、そういう時こそ今までの成功体験を思い出し、自分で自分を褒めるといいと思います。
自分はできる、今までも色々あったけど何とかここまでこれた。そんな自分を褒めてあげてください。
きっと今まで以上にポジティブになり、今までの倍以上のポテンシャルが発揮できるはずです。
成功体験は積めば積むほど、ポジティブになれます。
成功とは思っていなかったことも見方を変えると成功と見えてきます。自分の成功体験を見つけ直し、自分を心の底から褒めてあげましょう。