不安への心構え
看護師 山田祥和
起こりそうな不安、まず起こりそうにない不安、理由のある不安、全く理由のない不安
お金の不安、人間関係の不安、仕事の不安、健康の不安、漠然とした不安、、、
多かれ少なかれ何らかの不安はみなさん経験したことがあると思います。不安はそれぞれ、その種類や度合い、質も違ってきます。もちろん対処の仕方も違ってきます。
不安に原因がある場合、原因を解決できるのが一番いいのですが、中々そうもいかない場合もあります。
本日はみなさんがどうやって不安に対処しているかをご紹介していきます。

良くやられている対処方法
①深呼吸する
②音楽を聴く
③体を動かす(散歩やストレッチ)
④頓服を飲む(定期薬を早めに飲む)
⑤不安は病気の症状と思い込ませる
⑥不安の99%は起こらないから大丈夫と念じる
⑦不安だけでは死ぬことはない、安心しろと言い聞かせる
みなさんそれぞれいろいろ工夫されています。人によって違いますが、自分に合う方法はある筈です。

いつの間にかよくなる
当然克服された方もいます。その方々にお話をうかがうと、
「何だかわからないけどいつも間にかよくなった」
「不安?そういえばそんなことあったねぇ」
「色々試したけど、全然ダメで、諦めていたら自然とよくなった」と答えられます。
つまり、一時期の不安を乗り越えれば頑張らなくてもいつの間にか自然とよくなることがあるのです。あまり不安にばかりに目を向けるより、よくなる人も多いことを信じ、やり過ごせればいいのです。
不安に襲われたらいつかはよくなるだろう、よしやり過ごそうと思ってみるのも一つの手ですね。